2014/07/24

ブティック・アミナタ

バングラケ効果で、沢山の方に直接商品を触って、見て、買っていただく事ができました。

ありがとうございます。

商品単価ついては、衣類の材料費と縫製代、ギニアからの送料も含んでいます。

毎回ギニアに行くたび物価は上がり、レートも日々変動しています。

今回はこの価格でも、次回入荷の際には高くなることが十分考えられます。

なるべく手を出していただきやすい価格設定を心掛けておりますが、
何せ、まだまだ不安定なお国の事ですので、ご理解くださいますよう
よろしくお願い申しあげます。




2014/07/17

シノワとヒーホー問題。

【シノワ chinois】とは、フランス語で【中国の、中国人】のこと。
【ヒーホー】とは、ギニア人変換で【ニーハオ】のこと。

私は中国も中国人も嫌いではないけど、ギニアに行くとちょっと嫌いになる。
それは中国人のせいではなくて、ギニア人のせい。

大好きなギニア人が私を中国嫌いにする。


<理由その1>
ギニアの首都、コナクリ市内中どこを歩いても「シノワ!シノワ!」と叫ばれます。
(田舎の方でも言われる率高くなって来た気がする。)
ギニア人は目が良く、白人の私は目立つので、遠ぉ~~~~~~~~~~~くの方から
叫ばれます。

こちらが気がつくまでひたすら叫ばれます。
とってもしつこく。

叫ぶのは大体大人の男。
大の男がね、小馬鹿にした様に叫ぶから腹が立つ。

それをまねして、何も知らない子供たちも叫んでくる。

でも子供たちはまだかわいい。
からかえるから。

例えば、子供が「シノワ!」と後ろから言ってくる時、私はすかさずクルッと振り返り、
ダーッ=3!と追いかける。

そうすると、キャーッ!と逃げて行く。

コミュニケーション。

これ、面白いからやってみて♪


<理由その2>
状況は同様で、【シノワ】が【ヒーホー】もしくは【ホヒー】もしくは
【ホヒホヒー】になります。

活用自由。
もはや何語?

で、私の名前がね、【ミホ】だから更に複雑なわけ。

私を知ってる人が「ミホー!」と呼んでも、私には「ヒホー!」に聞こえてしまう。

ギニア人の知人「アレ?聞こえないのかな? ミホー!ミィーホォー!」
私「チッ!うっぜぇなっ!ったくっ!」

無視。


極めつけは、自己紹介しても「ヒーホー」と呼ばれる事。

顔見知りに呼ばれるのは悪気はないとわかってるし、
一緒にアミちゃんがいたりすれば正してくれるから、あえて私からレクチャーしない。

にしても、何で【ヒーホー】は言えて、【ミホ】が初見で言えないのか謎。


以前、コロ(アミ弟)と歩いていた時にいちいち「シノワ!」と呼ばれ、
いちいち「シノワじゃねーよ!」って言ってたら、

「どうして訂正するの?日本人と中国人は昔戦争してまだ仲が悪いの?」

と言われてはっとした。
いちいち訂正している自分が、中国人に対してとても失礼な事をしている様に感じた。

それからは、相変わらずイラッ(-゛ーメ)とはするけど無視を決め込む事にした。

言い方の問題だよね、親しみ込めて言われたらきっと腹は立たない。
と思ったけどそう言えば、今年乗り換え先のCDG空港の免税店のお兄さんに笑顔で、

「ニーハオ。(⌒-⌒)」

って言われた時は、「ちげーよ!」と思って無視しちゃったけど・・・

























2014/07/08

なんとなく・・・

ギニア人は何処か旅行等遠出する際は身なりを整える。
私も帰国の際は毎回、真似して小奇麗にして帰ってくる。
髪型ね。

今年も、アミナタの末妹のフレーに髪を編んでもらった。

写真はありません。

イメージ
※アミナタ母ちゃん2008。
今はこれよりだ~いぶ大きいよ。

























これを本日ほどきました~(´;ω;`)

もう帰国して2週間以上経つけど、ギニアが遠のいていく様で寂しくなってね・・・

そして、寂しさの中ふと思い出した小話(注 落ちはない)。


ファラナーのニジェール川のほとりで、編んだ髪をほどいていた。

ほどいた髪から抜け毛を手ぐしでとかし取り、そのままその場に捨てていた。

そしたら、クルマンケが私の捨てた髪の毛を拾って、毛玉を作りカバンにしまっていた。

私「なんでそんな事するの?」
ク「ん?ここに捨てたらダメなんだ。」
私「なんで?なんで??(?_?)」
ク「後で教えるね(^J^)」

何故かその場では教えてもらえず、その事を家に帰ってからアミナタに聞いたけど
アミナタも知らないと言う。

で、クルマンケに聞いたら、
「川にはニンネが居るからね、人間の気配を残して去ってはいけないんだよ。
人間が居ることがわかれば、悪さをするからね。」

ニンネとは、日本でいう妖怪の様なもの。
「ニンネ」と言う呼び名も、おそらく「妖怪」の様な総称で、「ねずみ男」とか「ぬりかべ」
と言う妖怪の固有名詞ではないと思う。

一つ学びました。

ギニアにはね、居ると思うよ、ニンネ。











2014/07/06

2014年ギニア渡航 パリ~ギニア到着

3月20日~6月18日、西アフリカのギニアに滞在した。

・・・・・・・・・・

シャルルドゴール空港にて、エールフランスのチェックインをする。

「Eチケットをお持ちの方は、こちらの機械でどうぞ!」
と言われるままに操作・・・できない!

荷物の個数入力の先に進まない。

結局「カウンターへどうぞ!」と、チェックインカウンターで
カチャカチャPC操作してもらい、搭乗券をもらう。



今までエールフランスに乗っても、何故かギニア人と隣り合わせることが一度もなかった。

が、今回はちょっと体格の良いギニア人女性が私の隣へやってきた。
(前列の女性とスス語を話していたので、ギニア人と判明。)

女性はアフリカの布で作ったツーピースをまとっていて、苦しいのか腰布を解いた。
すると、その下にも同じような布が・・・
また一枚、また一枚、と計5枚の重ね着!

わかる!わかるよ~!

私も日本から出発の際は、荷物を軽くするために夏服を重ね着する。

最終的に女性はジーンズとTシャツ姿になった。

沢山着ていた割りには、体格はそのままだったけど。


いよいよギニア到着。

機内預け荷物を受け取り、空港の外に出た。

出迎えの人たちとご対面するには、いったん空港の外に出てスロープを上り、
駐車場へ向かうようになる。


クルマンケは変わってないだろうか?アミナタは大きくなってしまっただろうか・・・

駐車場に近づくにつれ鼓動が高まり、口元が緩んでしょうがなかった。

第一声は何て言おう?どんな顔しよう?何せ2年振りだもんな~♪


・・・?

知ってる顔が誰もいない・・・


駐車場には沢山のギニア人が、家族や友人を迎えに来ていて歓喜に満ちていた。

そんな中、一人立ち尽くす私・・・

何で誰もいないのぉ~~~~~~(T"T)

ギニア人の中に一人日本人が居たら、目の良いギニア人は
直ぐ見つけてくれるはずぅぅぅぅぅぅっ・・・

早く見つけて・・・


まだ明るいし、一人でタクシー捕まえて家に帰るか、誰か捕まえて電話借りるか・・・


キョロキョロキョ・・・

居たぁぁぁぁぁっ~━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!! アミナタ母ちゃん発見っ!!!!!

「アミナタ~!アミナタ~!」

アミナタ母ちゃんも誰かを(恐らくクルマンケ)を探しているようで、
キョロキョロしていた。

駐車場はかなりワイワイしていて、私の声が届いていない様子。

「コンカッセール!コンカッセール!ヾ(`д´;)ノ≡」

「ミホーッ!≡ヽ( ・∀・)ノ☆

普段は決して「コンカセール」とは呼ばないが、この名前じゃないときっとアミナタ母ちゃんは
気づいてくれないかもっ!と一瞬にして思った、そして気づいてくれた!

2年振りのアミナタはやっぱり大きかったけど、何とな~く丸く出っ張ってたお腹は平らになり、
パンパンになっていた顔も、若干あごのラインがわかる様なわからない様な・・・

私「ねぇ!少しやせたんじゃない?」
ア「うん!少~しね!」

久しぶりに会って積もる話も沢山あるはずなんだけど、
「ホントに久しぶり!元気だった?」ばかり確認し合ってた。

で、クルマンケ。

アミナタが電話してくれて、渋滞にはまってると言う。

「お前、着いたらただで済むと思うなーっ!」

と言って電話を切り、アミナタと大笑いした。


飛行機が着いた18時頃は帰宅ラッシュ時で、道も混むしタクシーも捕まえにくい。
それがわかってるのに渋滞にはまりやがって!ったくっ!

クルマンケが到着し、久しぶりの抱擁の後に遅刻についてアミナタとチクチク言ってやった。

笑っちゃうのは、この次の日に友達が日本に帰国するから見送りに行きたいと、
夕方クルマンケと空港で待ち合わせる事にした時の話。

私はアミナタの家にいたので、アミナタと空港へ向かおうとしていたら、

ク「今どこ?もう空港に居るんだけど。」

と電話、早っ!

学んだんだね~、約束の時間まで1時間以上も前だよ(笑)。



ところで、パリからギニアまでのエールフランス機内、エコノミー担当のCAさんが
全員男性だったんだよね、しかも美形揃い。

ソフトなホストクラブ感があって、なかなか楽しめた。